シリア攻撃

トランプ大統領がシリアに対する攻撃を行いました。アメリカファーストを掲げる大統領らしくない攻撃です。アメリカは世界の警察をやめてしまったのではなかったのか。

とはいえ、トランプ大統領の行動原理がなんであるか少しわかってきたような気がします。このところ支持率が低下してきたため、強硬的な態度を示すことでの人気の回復。必然的に対ロシア関係が悪化するので、今いろいろとつつかれている対ロシアとの関係を薄められる。訪米中の習近平中国国家主席に対北朝鮮対応のプレッシャーをかける。などと一挙両得以上の効果を狙ったものではないでしょうか? 自分の都合に合わせて政策を変えるということが見えてきたような気がします。

当初、対ロシア政策が軟化するとみて、ロシア国債の買いを行い、少し前に報告したように雲行きが怪しくなったのでクローズしました。再度、参入の機会を見ておりましたが、これでその機会はなくなったようですね。

今、市場はトランプ大統領の政策遂行能力に疑問符をつけ調整していますが、市場の見方とは逆な目線で見ていこうと思っています。柔軟性の高い大統領なので、減税、インフラ投資も、意外と共和党保守派をうまく懐柔し、実現させていくかもしれません。多少、当初の期待よりは内容が薄くなるかもしれませんが、実行させていくのではないかと思います。まあ、市場の調整が大きくなるようだったら、買い下がってもいいかなという程度の期待ですけどね。

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